マルセル・ブロイヤー

マルセル・ブロイヤー 建築家

 

 

1902年、ハンガリーのペーチに生まれる。

 

1920年から1924年まで、バウハウスの学生。指物を専攻。

 

1924年、職人資格試験合格。その後パリに滞在。

 

1925年4月から1928年4月まで、バウハウスでマイスターとして勤務。家具工房主任。数多くの家具デザインを手がけ、1925年、最初のスチールパイプ椅子を生み出す。

 

1925、26年のデッサウのバウハウス関係の建築物、1927年のベルリンのピスカトール邸などの内装を行う。

 

1928年より、ベルリンで独立。家具や内装デザイン尾かたわら、展示会の設営も手がける。

 

1932年、最初の建築作品として「ハルニッシュマッハー邸」を施行。

 

1935年から1937年まで、ロンドンで建築家としてF.R.S.ヨークと共同作業。

 

1937年以降、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学教授。

 

1938年から1941年まで、グロピウスと共同で建築事務所。

 

1946年、自分の事務所をニューヨークへ移転。翌年コネチカット州ニューカナーンに自宅を建築。以後ニューヨークのホイットニー美術館をはじめ数多くの建築を手がけ、パリのユネスコ本部の建築にも参加。

 

1956年「マルセル・ブロイヤー・アンド・アソシエーション」事務所をニューヨークに設立。

 

1981年、ニューヨークで死去。

 

 

1925年以来、彼の手によって開発されたスチールパイプ家具や内装の仕事によって、ブロイヤーは住宅についての新しい現代的な考えを広めることに寄与した。それによって彼は、20年代のみならず、20世紀を代表する最も重要な家具デザイナー、インテリアデザイナーの一人となった。